50歳からのセルフケア

お薬の出ない処方箋。国際薬膳師 国際中医師そしてときどきナース

梅雨と不調

5月。もうすぐ梅雨がやってくる。

最近、天気のせいかイマイチ調子が悪い。

⚫︎寝てもスッキリせず、いつまでも眠い

⚫︎いつもの左目の奥が痛む

⚫︎左の首からコリコリ

⚫︎ちなみに舌は赤目。黄色いじたいがうっすら見える気がする

 

朝、ふと思いついて「らっきょう」食べてみた。以前、勉強した時、昔の人は狭心症の治療にらっきょうを使っていたことを覚えていて、狭心症のつまりを解消出来るらっきょうってすごいと思っていた。なのでプラセボ効果なのかもしれないけど、痛みが消えた。私のような鈍痛は、滞り状態が存在するようなので、こういうのは確からっきょうがきくはず!と。もう一度、らっきょうの効能を確認してみた。

 

⚫︎散結(さんけつ): 滞った水分代謝を解消する働き、通陽(つうよう)といって体を温める作用がある!つまり、水毒を解消し、体の冷えを改善してくれる

弱った胃腸を活性化する薬膳効果もある。

⚫︎消食(しょうしょく)といって消化を促す働き、寛中(かんちゅう)といってお腹の働きを正常化させる効能もある。食欲不振など夏場に起こりがちな胃腸の不調を改善したり、お通じを良くする作用もある

 

一見、頭痛と関係がなさそうな効能。だけど、私の場合、胃の状態と頭痛は関係があると思っているので、このジメジメした気候が、胃の動きを低下させて、そこに私の好物である脂っこいもの、甘いもので胃に動きにトドメをさしてると、不調に繋がると考えている。

梅雨時期は、「湿を取る」ことを心がけて、普段からハトムギを取り入れているが、らっきょう漬けもこの時期は摂取していくようにしようと思う。ちなみに朝のモリモリサラダに刻んで入れてますが、お酢の味と重なるようで、さほど気にならずに食せてます。