50歳からのセルフケア

お薬の出ない処方箋。国際薬膳師 国際中医師そしてときどきナース

筋トレと更年期

53歳の春、私の更年期という新たなステージが始まった。いつかいつかと思っていたけど、生理が不安定になってきて、突然不眠という形でやってきた。入眠はできるけど、レムノンレムの1サイクルでどうしても目が覚めてしまう。そして負のサイクルへ行ってしまうため、イライラが止まらない。そして左手の痺れ。肩こりも以前に増して酷かったので、相当血流が悪いんだろうと思っていた。おまけに左の歯が痛い。もう最悪だった。

ある時、仕事開始前、肩こりが酷すぎて具合が悪いと呟いたら、同僚2人がマッサージをしてくれた。すると全身発汗著明。相当な血流障害だったんだと肌で感じた。その後、マッサージをちゃんと受けに行った。左手の感覚が鈍いと指摘された。私にとって左手はエコー。それが鈍いとはなんとまずい事か。これもそれも血行障害=更年期か。

この時、まずトライしたのは、簡単なヨガや瞑想。これはこれで身体があたたまり良かった。でも不眠は解消されなかった。

そして、コロナで休会していたジムの年パスがあと3ヶ月の有効期限と知って、急遽方向は筋トレへ復活。なんと1年3ヶ月ぶり。最初は足が攣ったりしたけど、身体が引き締まるし、なんといっても不眠が一気に解消。やっぱりコレか、と納得せざるを得なかった。同時に「あすけん」という食事のレコーディングアプリを再開。設定は体重6KG減で1日1900kcal前後の内容。緊急事態宣言で外食してお酒も飲めない。こんな事はきっと今しかない。発想の転換。日常のお酒は基本やめる。もちろん時々飲むけど、ビールや酎ハイは炭酸に置き換え。結構炭酸でいける。レコーディングは食事内容を意識するから良い。特に必要以上の私の好物は控える事になる。意識は高タンパク質、低脂肪、糖質も必要以上は取らないなど。私の歯の痛みは、何か脂質と関係があるのか?ずっと鈍痛があったのに、落ち着いてきた。舌の状況も白くて肥大してて膩苔もあったのにぜんぶ解消。

体重は1ヶ月に1kg減というペースで順調。

更年期と向き合う体制は整った。あとは次なる目標。そう還暦でビキニフィットネスに挑戦する。問題点として、色白。ビキニとはかけ離れた体型。笑顔困難。髪の毛が細くてのばせない。これらを克服出来るのだろうか。イメージ化はできており、その目指す人がやっている事を兎に角真似る事からやってみよう。更年期と筋トレの序章が始まった。